このたび、本財団の「太陽光発電設備保全技術者養成講座」が
公益社団法人日本建築士会連合会
から
CPD(建築士会継続能力開発)制度
のプログラムに認定されました。
これにより、建築士の方々は本講座を受講することで、
CPD制度の9単位を取得いただくことができるようになりました。
3月9日開催の講座から適用が開始されます。
これは、日本建築会連合会(国土交通省所管)から、太陽光発電設備の保全業務が今後非常
に重要となる中で本講座の役割が認められたといえます。
これからも、本資格の公的資格化に向けた取り組みを進めてまいります。
> 「建築士会継続能力開発(CPD)制度」とは
「建築士法 第22条」に基づいて、「建築士会」が継続能力開発を行っている人の実績を確
認して証明し、表示する自主制度です。
平成21年1月5日施行の改正建築士法第22条の4の規定によりすべての建築士に対する
研修を行うことが建築士会に義務付けられたことを受けた制度で、現在は非会員の方にも
開放されています。
CPDの実績データの行政機関での活用が、地方の建築工事での入札で広まっており、同じ
施工現場で働く技術者として建築士にのみCPDが提供されている現状や、一部の建築士会
では県からの要請で「建築施工管理技士」にもCPDを提供していたことなどから、全ての
建築技術者に建築士会CPDを提供することになっています。
> CPD実施の概要
建築士会が建築士等の能力開発にふさわしい研修として認定した講習会等の研修プログラ
ムにCPD参加者が出席し、その情報をCPD単位として建築士会が専用サーバーに登録す
ることでCPD参加者の履修履歴を蓄積します。この履歴に基づき、参加者の求めに応じて
建築士会が証明書を発行する仕組みです。現在、多くの行政機関等が工事入札等において建
築士会の発行する証明書を加点等評価の対象としています。